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現代小説 更新中

「世のちり洗う、四万(しま)温泉」

「世のちり洗う、四万(しま)温泉」

大人の「上毛かるた」(38)四万温泉

読み札(よ)・「世のちり洗う、四万(しま)温泉」



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 四万川沿いに温泉街が広がり
温泉街はそれぞれ、5つの地区に分かれています。

 日向見(ひなたみ)、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口の5地区で、
日向見地区が、四万温泉の発祥の地です。
別称で、日向見温泉と呼ばれる場合もあります。
登録文化財にも指定されている
旅館積善館(新湯地区)の浴場、元禄の湯が特に有名です。

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 古くから伊香保温泉と草津温泉と共に
上毛三名湯の1つとして知られてきました。

 四万温泉の開湯には諸説あり
一説には永延年間に源頼光の家臣・碓井日向守貞光
(一説には周辺の地頭だった塩谷日向守定光)がこの地を訪れた際、
夢枕に山神の化身である童子が現れ、
四万の病に効く霊泉の場所を教えたと言われています。


 又、一説には延暦年間、
坂上田村麻呂が東夷東征の際、
この地を訪れた時源泉を発見し
湯宿を設けたのが始まりとも言われています。

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 四万温泉は戦国大名にも愛され
関東管領だった上杉憲政が度々利用した他、
その後領主となった真田昌幸も積極的に
四万温泉の整備に力を入れています。

 その際、四万温泉の湯守に命じられたのが
田村彦左衛門で四万温泉に最初の湯宿を開いたとされる
祖父の代から温泉開発に尽力を尽くしています。


 江戸時代中期になるとさらに開発が進み
元禄4年(1691)には
関善兵衛が湯場と宿を作り、積善館の祖を築いています。
明治時代以降は一時衰退しましたが
その後の整備により多くの湯治客で賑っています。

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 昭和29年には
全国で始めて国民保養温泉の指定を受けています。
四万温泉の共同温泉は御夢想の湯(日向見地区)、河原の湯(新湯地区)、
上之湯(山口地区)、山口露天風呂(山口地区)の4つで
格安(無料又は寸志)で利用することが出来ます。


 四万は、
標高700mにある山間の温泉地です
『ひとには教えたくない温泉地つくり』をめざして、
頑張っている地元の人たちの活動を紹介します




 四万温泉が
これから進む方向として、
大切にしている、4つの柱がこちらです

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■ 湯 …いろいろな形でお湯に触れあえる温泉づくり
■自然…豊かな自然の再発見。目、耳、手で触れることが出来て、
     訪れる人にわかりやすく見てもらえる自然環境づくり
■ 人 …訪れる人と家庭的なおつきあいができる、
     人情味あふれる人づくり
■ 街 …普段着で歩ける街、そして昔ながらの
     ノスタルジックな温泉情緒あふれる街づくり


 それでは、その取り組みの紹介です


・「トイレ貸します&雨宿りどうぞ」 
 
 温泉にいらっしゃったら
温泉街をそぞろ歩いてみるのも楽しみの一つだと思います。
そんな時、急に雨が降ったりトイレに行きたくなったら大変ですね。

 でも四万温泉中にトイレや東屋を造るのは大変ですし
すぐには出来ません、そこで考えました。

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 自分の宿やお店をご利用の方でなくても、
トイレを使っていただいたり、雨宿りしてもらえばいいんじゃないかと。
こちらの札のかかっているところでは、お気軽にお声がけ下さい。

 なぜなら四万温泉にいらっしゃった方は、
『みなさんお客様』ですから。・・・

・「日本一、四万をきれいにする会」とその看板 
 
 四万温泉の宝物の一つに
中心を流れる渓流四万川があります。
その四万川をきれいにしたいという思いからこの活動が始まりました。

  源流の澄んだ水と石や岩でつくる渓相や
少し深くなったところ碧い色を、四万に来た方に楽しんで欲しい。
しかし、そこに空き缶などが落ちていたら興ざめしてしまいます。

 だから、川をきれいにしたい。
そして、四万温泉全体をきれいにしたいという思いが始まりでした。

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いまでは、川の清掃活動だけでなく
桜の木の手入れや道路清掃なども行っています。

 きれいにする会のメンバーも
お宿やお店の経営者である四万温泉協会員だけでなく、
お宿のスタッフや一般の地元の方々にも参加していただいています。
 ※四万温泉の清掃活動は当会だけでなく、
 地元の自治会のボランティアなどでも行われています。
 
 四万温泉は山に囲まれた自然豊かな地のため、
水にも恵まれています。
四万温泉の中心を流れる四万川だけでなく、
四万川に流れ込む支流や湧き水など至る所で水と出会うことが出来ます。

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 初めて四万温泉を訪れていただいた方にも、
水と触れ合っていただくために看板を立ててご紹介しています。
 ※四万温泉内で看板を立てて紹介しているお水は、
 検査をしていないため飲料用に適しているかは不明です。

・「ゆっくり走ろう四万温泉 」
 
 四万温泉は山あいの温泉場のため、
場所によっては道路が狭いところがあります。
温泉街をお客様に安心してあるっていただくために、
四万温泉内を自動車で走るときは「ゆっくり走りましょう」
という運動を行っています。


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 地元の方々や業者の方々に働きかけるとともに、
車に写真のステッカーをはって一般の方にも呼びかけを行っています。
四万温泉のなかはゆっくり走ることにご協力をお願いします。 

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・「四万の森募金」
 
 四万温泉では「四万の森募金」を行っています。
四万温泉は山あいにある温泉場です。
当然、緑の森に囲まれています。

 この自然の豊かさは四万温泉の宝です。
ですが、四万の周りの森にも人工的に植林された杉林もあります。
この杉をブナなどに植えかえたいと思って募金活動を始めました。

『スギ山からブナの森へ』

 ■今、問題のスギ花粉を減らしたい!
 ■実り豊かな森で野生動物の生息環境を守りたい!
 ■保水力のある森で良質な四万温泉の源泉の豊富な湯量を守りたい!

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・「お客様のベンチ」 
 
 四万温泉は中心を流れる四万川に沿って、
縦に細長い温泉場です。
その細長い温泉街を、お客様に歩いていただいて、
四万の自然や風情を楽しんでいただきたいと思っています。

 そこで、温泉街の各所にベンチを設置して、
ひと休みしていただいたり、くつろいでいただきたいと考えました。
全部で60個くらい設置しています。
背もたれの所には「四万のまめ知識」も挟み込んであります。

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・「スタッフカード 」
 
 私たち"四万人"はスタッフカードを身につけています。
いわゆる名札です。
旅先でお客様がなにか困ったことがあったときなどに、
気軽に何でも尋ねていただけるようにと考えました。

 四万で暮らした年数によって、
四万人歴10年以上は"えんじ色"、
四万人歴10年未満は"みどり色"で色分けしています。
このスタッフカードを付けている者がいましたら、
気軽に声をかけてください。

 たまに付けるのを忘れることもありますので、
付けていなくても気軽に声をかけてください......

・「四万の湯けむり」の発行 
 
 四万温泉は観光客の方をもてなす温泉場です。
それと同時に、ここで暮らす人たちの生活の場でもあります。

 昔から四万に住む人たちは旅館で働いたり、
観光客の方を相手に商売をするなど多くの方が観光に携わってきました。
反面、観光とは無関係の方も暮らしていらっしゃいます。
その方々も四万温泉の観光については好意的に考えていただいています。

 しかしながら、その方々に私たち四万温泉協会が何を考え、
何に取り組んでいるのか情報が伝わりにくいのも事実です。
そこで、その一助になれば『広報誌:四万の湯けむり』を発行しています。
四万温泉協会の活動や四万温泉で行われるイベント、
働いている方の紹介など手作りで情報をお届けしています。 




 四万は、粋な温泉です

 『人がいて、自然が有って、お湯が有る』
過剰な部分を排除して、あるがままのものを大切にする
四万の心意気は、人の本音に迫ります。


 いつ来ても、ほっとできるこの光景と
時間を堪能できるこの山間の温泉地は、野菜くんの大のお気に入りです。
もちろん、「源泉かけ流し」の温泉にこだわり続けているレイコは、
大人の風情までも存分に楽しめる、ここのすべてがお気に入りです。


 しかしレイコは露天風呂に入ったきり、
一時間たっても帰ってきません・・・

 新緑のこの頃は渓流の碧い水と、山の柔らかい蒼さに
時を忘れて、見とれてしまうのです。
こうなったら昼寝でもしながら、待つことにしましょう(笑)


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