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「滝は吹き割り、片品渓谷」

「滝は吹き割り、片品渓谷」

大人の「上毛かるた」(16)吹き割りの滝

読み札(た)・「滝は吹き割り、片品渓谷」



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 「吹き割りの滝」は、
日本ロマンチック街道上にある名瀑です。
沼田市から国道120号を東へおよそ20キロ。
利根町に横たわるこの渓谷は「吹き割り」で知られる景勝地です。


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 900万年前。このいったいで火山が噴火しました。
このとき投げれ出た大量の溶結凝灰岩が、片品川の流れに浸食されます。
V字型の窪みがうまれます。
そこへ3方から、川の水が勢いよく流れ落ちます。
高さ7m、幅は30m。
「東洋のナイアガラ」と呼ばれる滝の誕生です。


 近くに「鱒飛びの滝」があります。
こちらは高さ8m、幅が6m。
遡上してきた鱒がここを越えることができず、止まってしまうことから、かつては
「鱒止めの滝」と呼ばれてきました。
足元が整備されていますので、どちらもまじかに覗きこむこともできます。


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 しかし油断は禁物です。
足元が濡れているため、あまり接近すると危険です。
水量は見かけ以上に豊富です。事故も頻発しています。
水の浸食をうけて滝が毎年7㎝づつ、上流にむかって移動しているといわれています。
流れの激しさゆえ、滝は太古から休むことなく成長しているのです。


 ここに竜宮伝説が残っています。


 昔から吹割の滝の滝壺は、竜宮に通じていると言われています。
祝儀などの振る舞い事のとき、竜宮からお膳やお椀を貸してもらう習慣がありました。


 手紙を書いて滝壺に投げ込むと、翌朝、
頼んだ数のお膳とお椀が、岩の上に置いてあります。
返すとき。お礼の手紙を添えて岩の上に置くと、いつの間にか見えなくなり、
竜宮に戻っていったと伝わっています。


 ある時、数を間違え、一組だけ返し忘れてしまいます。
それ以降。いくら頼んでも、お膳とお椀は貸してもらえなくなりました。


 ここに残っている「椀貸しの伝説」です。
くれぐれも椀を貸してくれと頼んだり、身体を乗り出して滝壺を覗きこまないでください。
先ほども書いたようにこの滝は、岩さえ削る勢いを持っていますから。


 ここの水の流れは、年間を通じてほとんど変わりません。
この上流に豊かな水量を誇る、尾瀬の巨大な水源地があるからです。
ここは雄大な景色とミズバショウで知られる「尾瀬」の玄関口にあたります。


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 ここには、絶景の隠れたドライブ・コースがあります。
吹き割りの滝から、120号線をさらに日光方面に向かって走ります。
片品役場を過ぎると、「鎌田」の信号があります。
そこを「尾瀬戸倉」方面にまがります。
ここは鳩待ち峠に向かう道なのですが、戸倉の先で「奥利根湯けむり街道」にかわります。


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 至仏山を正面に見ながら、峠の道が大きく左へ回り込みます。
ここは群馬県内でいちばん早く、紅葉を見ることが出来るルートです。
峠を越えると、源流沿いに添った道が巨大さを誇る奈良俣ダムまで下っていきます。
全方位に、国定公園に指定されたばかりの「尾瀬」の大自然がひろがります。


 峠の頂上までいたる前半部は、黄色と金色、いぶし銀の紅葉が楽しめます。
源流部からの下りは、赤やオレンジ、黄色系の紅葉に変わります。


 およそ1時間半あまり。大自然の中を走り抜ける峠の道です。
源流部からの下りでは、大小7つの滝が渓谷に沿って点在しています。


 道が狭すぎて、ほとんど車が通りません。
雪が深くなるため、ここは11月の初旬から5月の半ばまで道路が封鎖されます。
半年間は雪の下。この道は、半年の間しか走ることが出来ないのです。
ホントは公開したくないんです。
山道が混み合うことになってしまいますから・・・
しかし。ついに公開してしまいました・・・(笑)


 時間に余裕があるとき。是非、足を伸ばしてください。
峠を下った先に、情緒たっぷりの奥利根の温泉が点在しています。
県内では珍しくなった混浴の露天風呂も有ります。
紅葉を楽しみながら、混浴の露天風呂の有りかを探してみてください。
旅が楽しくなります。


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